北海道98

北海道ツーリング’98


8月8日 晴→雨→くもり

今回は深夜出港のフェリーなのでのんびり8:00に起床。天気は晴れ、ツーリング日和だ!
まだ準備が不十分なので支度をはじめる。(あ)に注意されながらなんとか支度を整えて11:00出発!
走りなれている近所を通過中に風呂のタオルをはじめ免許証、保険証を忘れていることに気づく
無線で(あ)に報告、返事は「ドジだね〜〜!だからはやく準備しなさいと・・・・略」
はいはいごめんなさい。m(_ _)m
瀬戸市の県道を抜けて岐阜県土岐市よりR363に入る。車はわりと空いていて気持ちいい。
瑞浪市から再度県道に入り恵那市からR19で中津川市へ、しかし渋滞・・・。
ようやく渋滞をぬけて中津川ICより中央高速へはいる、眼下のR19はあいかわらず渋滞。
みんな頑張ってね〜〜!渋滞をしりめに高速道路を北上一路長野方面を目指す。
途中駒ヶ岳SAで休憩、本来は豊科〜白馬〜糸魚川〜上越ルートを検討していたが、
中津川での渋滞で疲れたため高速で妙高高原まで走り上越市へ向かうこととした。
長野市までは晴れていて快適そのものであった、しかしその後の高速のトンネルをくぐるたびに
雲が増えてゆき、下りるICの5Km位だっただろうか?ついに雨が・・・。
無念の思いで雨具をつける。上越もこうなのだろうか?との不安がつきまとう。
R18を北上中に雨は降ったり止んだりの繰り返し。しかし上越市到着後はほとんどふられなかった。
上越着は17:30フェリーの乗船開始は21:00位、時間があるのでまずは腹ごしらえ、
(櫻井)が紹介してくれた店ピーターパンへ向かう、手作りハンバーグの味はGOO!でした。
コーヒーまで飲んでゆっくりした後コンビニで買い物をしフェリー埠頭へついたのは19:00。
まだ二時間もまたされるのか〜〜。


しかし乗船予定時刻の21:00になっても乗船できない。いつになったらのれるの?
結局乗船は22:00であった。
単車で乗った東日本フェリーの第一印象は狭い!ということ、新日本海フェリーや太平洋フェリーはもっと広いよー!
客室に移り、とっとと風呂へ入る。既に人はきていたが5人では数のうちに入らない。
広い風呂をのんびりと入りました。風呂の次は船内散策だ!しかし船室は遊ぶところがほとんどない。
おまけに数少ないパブリックスペースはどこも喫煙可になっている。
たばこを吸わない自分としては先が思いやられる。
2等船室の一部は自衛隊久留米駐屯地の団体さんが入っていた。こいつら船内で訓練するんでは?
との不安がよこぎる。でも見ているだけでもむさ苦しいな〜〜。
フェリー埠頭で話していた他二人の単車乗りと4人でビールを飲んだ後1:00位に就寝。
本日の走行距離374Km


8月9日 晴

起床時間は10:00遅い朝食をとる、その後船外に出るがすることがないので11:00から
再び昼寝、起きたのは15:00遅い昼食をとる。今日は寝てばかりだ。
船内放送で「室蘭の白鳥大橋が見えてきました」とのアナウンスがあり再び船外へ、寒い〜〜!
Tシャツ単パンは自分達位だった。橋は結構大きいものできれいでした。


そうしているうちに室蘭到着、「運転手及びライダーは自分の車両へ・・」とのアナウンスで単車
のところへゆく、30分後やっと船外へさあ北海道第一歩だ!と思いきや出口で渋滞アリャアリャ・・・。
渋滞中の警備の人が話しかけてくれた、昨日まではすごく涼しく、暑くなったのは今日からだそうだ。
R37を利用し白鳥大橋を渡る、その後室蘭ICから苫小牧西ICへ高速道路を利用する。
夕食はSAでありきたりのものを食べた。
苫小牧西ICからは道道141でシコツ湖へ向かう、今日の宿はYHだ。
程よいカーブが続き面白いと思っていたら途中からダート・・・・地図ではダートなんて書いてないぞ!
と文句をいいながらも10分程で舗装路に戻る。
YH着は19:00、風呂に入って夜のシコツ湖を散策し、得に何もなく22:00に就寝。
本日の走行距離96Km


8月10日 快晴

朝から気持ちのよい朝だYHの人は「うーんすっかり秋!」おいおい夏はどこいったんだよ。
おとといまでは2週間程ずっと雨だったそうだ。つまり梅雨が終わったらここは秋?
7:00にYH出発少し冷えるが気持ちがよい!快晴に近い天気なので宗谷岬は明日以降にして
今日は富良野〜美瑛を回ることにする。
YHを出発し道道16で千歳市をめざす、早朝ということで空気もすんでいる。
カラマツ並木が10キロ以上続くこの道は気分満点!
千歳市からはR337−道道462−R274にて夕張市へ、天気もよいのでスピード、コーナリング共にBestラインで走行。
全てが文句のつけようがない状況だ!

夕張市では幸せの黄色いハンカチの撮影現場で休憩、建物の中は壁といい天井といい一面黄色のメモだらけ、


我々も幸せにあやかろう!(あ)が書いて壁にはりつける。その後日高で給油しホクレン1本目の旗をGET後
R237〜R38で富良野へ向かう、昨年はくもり時々雨のうえに16:00過ぎに到着、
いいところはどこも見れず去ってしまったが、今年は青い空に照りかえる太陽!天国と地獄だね。
ファーム富田へ向かい一休み、きれいなラベンダー畑を目の前にしてジャガイモやオリジナルのオムレツを食べる。


このまま昼寝したいな〜〜!その後美瑛に移動し、昨年くもり空で写真をとった深山峠で再度写真をとる。
どこもかしこも花ばかりできれいな町だね、現像が楽しみだ。


ケンとメリーの木をみてからキャンプ場へ向かう、予定のキャンプ場についたのは15:30
(あ)が「まだ時間も早いしもったいないので走ろう!」と言ってきたので急遽北竜町まで行くことにした。
道道294で旭川市へ、旭川市からはR12で深川市を経由し道道94で北竜町へ、道の駅北竜で温泉に入れるため
道の駅を目指す。途中ひまわりの里の前を通過した時は丘一面黄金色だった。感動!
温泉を出てきたのが18:00過ぎであったためひまわりの里は翌日に行くことにしてキャンプ場
へ向かった。買い物を終えキャンプ場着は18:30ほとんど人がいない。
本日の夕食は(あ)のリクエストで焼き肉。持ってきたラジオをつけてのんびりすごす。
静かなこともあり就寝21:00
本日の走行距離369Km


8月11日 くもり→快晴→くもり

予定では気持ちのよい朝日をあびるはずだが空は一面くもり・・・・。
ひまわりの里へゆくと昨日道沿いからみた風景とは別の場所へきたのではないか?と思える位であった。
二人とも朝から後悔・・・でもしゃーないか!くもりでも一面ひまわりの風景は圧倒される。
ひまわり畑で迷路が作られていたが本日の予定は宗谷岬なのでチャレンジを断念し移動を開始。
それにしても今回は愛知近郊のナンバーをよく見かける。昨日も三河、尾張小牧などをよくみたけど
今日は三河、豊橋に飛騨、ここはどこだろう?でもなぜか名古屋はあまりいないんだよね〜。
県道94で増毛町へ、そこからはR231−232を走り次の目的地のサロベツ原野へむかう。
それにしても寒いな120km/hで走行すると3枚きているのにふるえてくる。
途中で抜いた車の車内がものすごく快適に見える。途中よった道の駅ではソフトクリームを
食べている人がいたな〜〜。単車組はあったかいお茶やうどんに群がっていた。

天塩町で国道から道道106へはいる。ひたすら直線、うれしくなってスピードメータを振り切る
確かここは警察はいないもんね!車も100Km/hで走っているのがほとんどだ。ここで取り締まり
をおこなったら一発で取り消しになる人が続出するね。
道道に入って25Km過ぎたあたりでサロベツ原野の入口があるので右折、そこからはすぐだ、
途中対向車の単車がパッシング!何かある、制限スピードまで減速したところ1キロ先で取り締まりを
実施中で車が捕まっていた、危ない危ない!と思っているうちに現着12:00広い湿原に驚く。


ひととおりまわった後でホタテとカニのはさみが入っているサロベツラーメンを注文する。
待っている間に(あ)が大声で「こんなところ(左もも)に虫があたって死んでいる、虫が多いね!」と
自分に話かけたため、付近で食べている人の視線が注目・・・・オイオイ頼むよ〜〜。
食後の休みも十分?とり走行再開、再び道道高速を走行する。
晴れていれば左に利尻富士が見えるはずなのに〜!と文句をいいながらもアクセルは開きっぱなし。

稚内市に入り宗谷岬向けのR238を走行して5分位だろうか宗谷岬の方に青空が見える!
期待しながら向かうと空もどんどん晴れてくる、宗谷岬現着15:30空は青空快晴だった、ラッキー!
さっそく写真を・・・ゲゲッ最北端の石碑の前には長い列が・・・でも記念写真は欲しい!
ということで我慢して列の後ろにならぶ、ディズニーランドのシンデレラ城前みたいだな〜。


次に人に写してもらい丘の上にゆく、ここから○○までnキロの標識にはサハリンまで43キロだって。
太陽が照りつけるためにとても暑い!展望台からもいいながめであった。
のんびり周囲の風景を楽しんでいると「こんにちは!私を覚えていますか?」と声をかけられた。
どこかで見たことのある人だが・・・・!!!!!昨日美瑛で二人並んで写真をとってもらった人にあう。
皆おなじようなところに行くんだね。

ここで恩師宅へ葉書を送る、投函してから(あ)が「現在地を書くのを忘れた」だって・・・ドジ!
のんびり岬ですごした後は今日の宿泊地だ、温泉が近くにある浜屯別キャンプ場を目指す。
晴れは宗谷岬しか続かず、20分も走らないうちに再びくもり・・・チェッ!
浜屯別は1時間程で着、近くのスーパーで今夜のメインディッシュの餃子を購入。
スーパーで横浜ナンバーのカップルと情報交換、彼らは昨日道東を回り大雨だったそうだ
今日は順調だったそうでこれから稚内までゆくとのこと、我々が雨に降られていないことを
伝えたら驚いていた。晴男と晴女だから当然です!

キャンプ場はスーパーから約5分17:30着、きれいな湖畔の横にあった、炊事場、トイレ
の設備がきれいなため人気があるようだ、既に大勢の人がテントを張っていた。
コンクリート屋根の炊事場にいったらなんと驚くことに洗濯機がおいてあった。
クッチャロ湖に白鳥がくるのでトイレにはチャイコフスキーの白鳥の湖が流れている、洗脳されそうだ。
夕食の餃子定食をたべた後は温泉へゆく、ここの温泉はお湯の性質がよく気持ちがよかった。
湯冷めしないうちに就寝21:00
本日の走行距離356Km


8月12日 くもり→晴→くもり

今日も6:00位に目がさめる、となりの自転車できていた人のテントは既にない、早いね〜〜。
今日の予定はオホーツク海沿いに下り知床周辺泊なので距離をかせぐため7:30に出発しR238
を南下する。今日も気温が低く寒い!出発して1時間しても道路沿いの気温の表示は15℃や16℃ばかり、
オホーツク側は交通量も少ないため自然と速度も上がり、着込んでも鼻水が出てきてしまう。

10:00途中の道の駅で休憩、最近整備されたのか芝生もありきれいな公園だと思って遠くの方をみると!
なんと巨大なカニのハサミがニョッキリでている(あ)はすっかり気に入って体を休めるよりもハサミ
の方が気になるようだ。建物の中に入る、流氷を見ることができる町だけに夏だけども冬のツアーの
宣伝がある。「ガリンコ号で流氷を見に行こう」だって。夏でも寒いのに〜とんでもない!
いくら丼のちらしがあったので食事にしようとしたら11:00からで食べれなかった。
しかたがないのでコーヒーを飲む。
(あ)が「ごまあざらしにさわれる公園があるんだって!」と興味深そうに言ってきた。
「時間もあるし5Km位戻るだけだしよってみよう」その前に巨大ハサミの前でしっかり記念撮影・・・・。


動物園みたいな所を想像したが、緑の多い公園の一角にあざらし達がいた。
子供から大人まで20頭位はいただろうか?(あ)はすっかりはしゃいでいる。本州じゃこんなとこはないもんね!
かんじんのあざらしにさわろうとすると、手がかまれそうなので断念したが楽しかった。
11:00位になっていたので昼食はサロマ湖周辺にしようと移動開始。
いつのまにか空もくもから青空が見えるようになり、気温も上がって走るには丁度よい位になっていた。
サロマ湖に近づくにつれ空は晴れてきた、去年もここだけは晴れたんだよね〜!と思いながら
晴天のコンディションの中を走り12:00に昼食のために休憩。
(あ)は親子丼(シャケとイクラ)を自分は華子丼(ホタテとイクラ)を注文する。
一年ぶりに帆立と再開、うーーんうまい!
TVでは高校野球を放送していた。愛知県はどうなっているのだろうか?

のんびり休憩し13:00に店をでる。そのまま国道を走り常呂町に入る。ここでは帆立を買う予定だ。
昨年ここの直売の店で生帆立を買いました、キャンプ場で食べた味が忘れられず今年も帆立を買うために走破ルートに入りました。
昨年とは逆に走っているので心配でしたが・・・あったあった!
店はそれ程大きくもなく、プレハブで営業しています。横には加工工場があります。
その建物に騙されてはいけません、中で販売している帆立の新鮮さには舌をまきますよ。
店の前に単車を止めて中に入る。お目当ての生帆立を探すと何と最後の1パックでした。
よかった〜〜やはりここは人気があるのでしょうか?昨年は9:30位にきていましたので
帆立や蟹がいっぱいありました、今年は13:30で帆立がなくなるなんて・・・
街の魚屋が聞いたらうらやましがるだろうな〜〜。
昨年同様発砲スチロールの箱をネットにくくりつけてそのまま国道を知床半島目指して走る。
それにしても暑くなってきたな〜〜。道路上の気温案内は20度位だった。
20分位で網走市に到着、有名な網走刑務所があるとこですね。今回も見ることができなかったな〜。
さすがに全国区の街、結構大きな都市だ、そのまま市街地を走り抜けR238からR244に入り斜里町を目指す。

途中右手の湿原?原野?も結構有名らしく、JRの列車からは多くの人が下車していた。
網走から斜里の道はよそ見が余裕でできるほど道が真っ直ぐで気持ちがよかった。
対向車のドライバーも結構よそ見していたな〜〜。
よそ見しながらのんびり走行いるうちに網走から1時間程で斜里の市街地に入った。
小さな橋を渡ると前方に警察がいた。全車両が停止させられていた、一斉検問らしい・・・。
免許不携帯だがまっいいか!持っていないものはしょうがない。と思い指示に従い路肩によせた
なんか雰囲気がいつもの取り締まりとは違うなとおもいつつ、自分達を含めて一度に5台位が停車した。
すると、よこから農協の帽子をかぶったオッチャンやオバチャン達が荷物ネットになにかくくりつけてくれた。
「気をつけてねー」そして警察官も「いっていいよ」のゼスチャー。なんだ交通安全の地域運動か。
では出発しましょう(あ)を見ると出発OK、とその時停車指示を無視した車が目の前を通過、白バイが出動し停車させられていた。
素直に止まればたいしたことないのにね。ナンバーを見たら福島ナンバーだった。
5分も走らないうちに給油の関係で再び停車。
(あ)はどうやら何か違反をしたと思っていたそうだ、自分はそんなことは全然気にしなかったのに〜、
やましい運転を普段しているな。

給油後地図の確認程度の休憩を行いR244−R334に入り知床半島へ。
やはり有名なとこらしく観光バスをはじめ交通量が多い。思ったよりペースは上がらないが
のんびり走れたので知床半島の自然を観察しながら走ることができた。
半島に対して北から南に抜けるルートとなった。
やはり海の色が違う、海流の違いだろうか?ライトブルーが非常に鮮やかだ。
晴天の太陽と海と青い空は北海道まできてよかったーーー!と改めて認識させてくれた。

途中数箇所滝があり、滝の前はいずれも車が何十台も止まっていた。
知床温泉までは車が多かったが、そこを過ぎると車はいなくなった。
道の先を見ると急な坂道やカーブが・・・よだれがでそうな道だ、何も考えずにアクセル全開!
気もちのよいカーブが続く、こういう時は大排気量車でよかったと感じる。
やがて海添いから山に入る、山といっても丘の上を走ってゆく感じだ。
急な坂道が続いているせいだろうか?走り始めてそれほどたたないのにあたりの緑が高山植物
に変わっていた。そして空には鳥が飛び交っており、ぶつかるんじゃないかと思うくらい
低いところをとんでいた。そのうちに目の前に大きな山が見えてきた、青い空をバックにして
雄大でとても見事な風景だった。あまりにも気持ちがいいので走りに夢中で写真を撮ることを
忘れてしまったくらいだ。(後で後悔・・・でも(あ)はあんな急なとこでは止るのがちょっと恐かったそうだ)
中部だと乗鞍スカイラインを走るような感じです。
対向車も結構いましたが、当然自転車もいました。こんなところを人力で登ってきたなんて尊敬します。
頂上はさそかしきれいだと期待していたら途中から雲のなか・・・・で峠はやっぱり雲のなか。
ちょっと残念だけど気持ちがよかったのでOKとしよう。時間は15:30でした。


峠では南から北から登ってきた単車や車でいっぱいでした、自分達は駐車場の端のほうに単車を止めました。
先に横浜ナンバーのカップルがいて自分達が知床半島の石碑前で写真をとるとわかったらしく
単車を移動させてくれました。ありがとう。
よくよく話しをきくと、彼らの今日は知床半島を横断するだけのルートらしい・・・なんと贅沢な!
自分達が浜頓別からきていることを伝えたら少し驚いていた。
二人はZZR1100とGPZ900で女性がGPZでした。しかも98モデルの輸出車。
うーーーーん、うらやましいーーーー。

今日のキャンプも彼らと会話しているうちに開陽台に向かうことに決定。
なんだかんだで30分程休憩後、一路開陽台に向けて16:00に出発!
登りの道は最高だったけどくだりは全く逆!
雲の中で視界不良(20M)になるしおまけに霧雨が降ってきた。
道もカーブの連続が続き疲労3倍増・・・・・ふもとの羅臼の町が異常に遠かった。
羅臼町からはR335に入ったが天候は回復せず。
斜里側と比べ羅臼側は天気が悪く、進行方向の先ではいつ雨が降り出しても
おかしくない雲が先の方はでと広がっている、
パラパラ降り出すとレインウエアを着て、しばらく走ると雨がやんで脱いだりが何度か続いたが
結局雨にふられることはなく標津町からR224に入り、途中で道道975へ。

この道道975も北海道の道では有名な道で、ひたすら直線が10キロ以上続く。
雑誌等でよく紹介されているところだ、接続する道も結構直線ばかりでなんとも豪快だった。
途中道の真ん中で大の字になって写真撮影!ただ走り抜けるにはもったいないもんね。


なんだかんだで開陽台へは17:00到着。
さっそく360℃の風景といわれる展望台へ登る、くもりだったためどこをみても一面雲・・・・・
しかし360℃視界に遮蔽物がない風景は昨年の多和平と同様圧巻だった。
キャンプ場を探したところ、駐輪場からは少し距離があり、しかも階段がほとんど!
おまけにテントを満足にはれる状態ではなかったのでパス!
急遽近くの中標津のキャンプサイトへ変更した。

中標津キャンプ場へ到着した時は18:00すでに暗くなりつつあった。
ここのキャンプ場は単車をテントの真横まで乗り入れることが可能だったので比較的楽に
荷物の出し入れができた、あのまま開陽台にいたら荷物の運び入れだけでバタンキューだったと思う。
とりあえずテントを張り、食事は風呂の後ということで先に風呂屋へ向かった。
北海道も結構温泉があるようで、キャンプ場で紹介してくれた風呂屋も温泉だった。
のんびりと今日の疲れをおとした後、足早にキャンプ場に戻り夕食にとりかかる。

今日のメニューはすでに決っていて、常呂町で購入したホタテで刺し身と丼を作った。
醤油とワサビを用意して準備万端。
刺し身から食べる、うまい!!やはり違うね〜〜!ここまできたかいがあったよ!
といいつつ調子にのって二人でパクパク食べていたら二人とも満腹になってしまい、
重いおなかのおかげでその後の後片づけが大変だった。
今日は遅めの食事だったこともあり、就寝23:00

だったのだが、車できているキャンパーがうるさくてなかなか眠れない!
十数人位で騒いでいるらしい、せっかくキャンプで楽しんでいるのに水を差すのもなあ〜
と思っていたがワハハハッ等の笑い声が次第に大きくなってきた。
自分達よりも近くの人達は眠れるのだろうか?なんとも思わないのかな〜〜?
しかし我慢にも限界がある。テントから顔をだして軽〜〜く一喝!
「うるさい!何時だと思っているんだ!静かにしろ!!!」とどなってやった。
さすがによくきいたようだ。叫んでから5分としないうちに近くのテントから
いびきが聞こえてきた、我慢しなくても一声かければいいのにね。
皆肝っ玉が小さいね〜〜。
改めて就寝24:00
本日の走行距離481Km


8月13日 くもり→雨

今日は7:00起床、朝もやなんだろうか霧なんだろうか?区別のつかない天気だ。
空は一面曇、今日は降られるかな?のんびり撤収し8:30出発!
(あ)がトドワラを是非見たいというので野付半島を目指して移動する。
野付半島は今日立ち寄る予定の根室方面とは全く逆方向にあたる。
今日も長距離移動の予感がするなあ〜〜。

出発は以外と遅く9:00。R272を標津町へ向けて走り、標津温泉からはR244へ、
さらに2キロ程走ったところで道道950で野付半島へ入る。
半島といっても狭いところでは横幅が200mもない位の半島なので海の上を走っているみたいで
不思議な気分。海の上と変わらないので風も強く、くもり空と合わせて体感温度が極端に寒い!これでは我慢大会だ。
これでは我慢大会だ。10分ほど走り先端の休憩場へ到着。
しかしここから先3キロは徒歩となっている、時間に余裕がないので
道路からみることができるトドワラのみ見て根室へ向かう。


途中の休憩場でも名古屋ナンバーを見て声をかけてくれる人がいた、
やはり単車で旅をするといろんな人に声をかけてもらえるね。

R244まで戻り別海町からR243を平均80から100マイルで走行し時間を節約する。
根室市からはR44で納沙布岬向けとなる、しばらく走ると道路標識にむつごろう王国と表示がある。
うーん有名人だから?北海道だから?
途中から濃霧&霧雨のため、国道を走行中の車両全ての時速が60Km前後になる。
遅い車両がいてもこれでは追い越しができない、晴れていれば倍以上で走れる道なのに!
大名行列は根室市街地まで続く、寒さとあまりの疲れにたまらず休憩。
休憩後道道35に入ると霧はいっそうひどくなる。時速はなんと30Km!
これでは自転車とあまり変わらないではないか!

やっとの思いで納沙布岬へ到着したら12:30になっていた。
途中の道ではあまり単車とすれ違わなかったが、岬へきてみると駐輪している単車と種類の多さにびっくり!
昼食をとるため店屋に入るとストーブが出ていた。なるほど寒いはずだ・・・・。
車で旅行している人達がちょっとうらやましかった。
店では花咲蟹入玉子丼を食べた。食後は石碑の前で記念撮影。


13:00に納沙布岬を出発。今日は帯広市付近でキャンプだけど間に合うのだろうか?
霧の中の道を戻り、根室市から再びR44に入る。ほんの3時間弱の間に天候が変わったようで、
根室市を抜けると霧は完全になくなっていた。
交通量も少なく時間の遅れを戻すため高速移動を再び開始!白線の道路のおかげで車をどんどん追い越す。
途中道の駅厚岸で休憩、去年の朝ここで蟹入りの味噌汁を軽い食事を車のキャンパーから頂いたことを思い出す。
去年天候NGで行くことができなかった釧路湿原は今年も見送ることに決定、残念無念・・・・。

15:00道の駅を出発、予定よりも1時間遅れにまでになっていた。
この先の釧路市は常に渋滞気味でどのくらい時間がかかるのか想像がつかいない。
釧路市が近づいてきても想像したより交通量が増えないのでたいしたことないな〜と思っていたら
市街地に入ったとたん大渋滞、参りました。信号停止ごとに地図を確認して裏通りからR38に合流し
釧路市無事脱出!しかし道は渋滞気味なので結局すりぬけを10Km近く行う羽目に!トホホ。
反対車線は20Km以上渋滞していた。ご苦労さま。

渋滞をようやくおちついてきたと思ったら音別町付近から再び霧雨に遭遇、今日はとことん降られる日みたいだ。
途中の休憩で今日のキャンプ場を温泉付きの豊頃町茂岩山キャンプ場に決定し、コンビニで買い物をする。
雨が止みそうにないので今晩のメニューはテントの中でボンカレーを食べることに決定。
コンビニを出る頃は完全な雨となっていた。キャンプ場に到着したのはそれから20分後の17:30。

ここのキャンプ場も施設は充実している、BBQようの簡易施設が設置してあり利用者がいないときは
開放しているようで皆施設の中で食事や会話をしていた。
雨の中での食事を覚悟していた我々にとっては非常にありがたかった。
先にいた人は三重ナンバーでフェリーのチケットがとれなかったため青森まで自走(18時間)して北海道にきたそうだ。
一緒位の時間についた人は豊橋ナンバーのNSRだった。やはりレプリカはつらいらしい。
北海道へくるのも楽じゃないよね。

施設内のBBQ用の釜戸には利用後炭が少々残っており、三重の人が炭を集めて火をつけていたため
天気は雨だけれども暖かかった。グローブやレインウエアーを乾かしつつ食事をとる。
こんなにいい施設ならカレーにしなければよかったよ。いい意味での誤算でした。
食事を済ませて目の前にある施設で入浴、ここも温泉だった。
のんびりと疲れをとり、戻ってみると・・・ゲゲッ!グローブが焦げてる・・・・。
あまりにも火に近いので焦げてしまったようだ。左手の中指と薬指が縮んでいる。
もっとも穴や破れが何個所もあるのでそろそろ寿命と思っていたが、こんなことになるなんて・・・。
気をとりなおし、後片付けを行い22:00就寝。
本日の走行距離428Km


8月14日 雨?→晴→くもり→雨

今日も7:00に起床、豊橋ナンバーのNSRは既に出発した後だった。
雨は降っていないが霧雨ともモヤとも言えない天気だ。
霧であればテントの撤収も楽なものだ。朝食をとりながら撤収にはいる。

8:00に雨具を装着し再度富良野を目指し出発!
キャンプ場の山を下ると霧が晴れてくもりに、国道へ出ると路面は乾いていた。
なんだたいしたことないや!でも進行方向の空はグレー・・・用心のために雨具はそのままにする
R38を20分程走ると帯広市に入った。今回は日程の都合上ここは通過とする。
市街地に入ると道は直線となっていた、信号も多くつまらないな〜と思っていたら反対車線に
自衛隊車両を積載したトレーラが数台連なって向かってきた、よく見ると砲身がある。
どうやら戦車のようだ。うーーん威圧感があるな〜こんなのが町の真中を横切るなんて・・・・

やがて帯広市を抜けると道は峠にさしかかったようで程よいコーナーや登坂車線が登場、まってました!
我々とペースが合わない邪魔な低速車どもを抜き去り一気に峠の頂上へ!
そこにはパーキングがあったので早速展望がてら本日最初の休憩に入る。峠の名前は狩勝峠と書いてあった。
しかし雲が視界を遮り晴れていると見えるはずであろう帯広平野全貌を見ることはできなかったが
雲の切れ間から見える風景も幻想的でなんともいえない風景だった。

9:30出発R38を北上し南富良野町経由で目的地の富良野駅前についたのは10:30。
いつのまにか天気は晴れていて雨具をつけていると汗ばむ位になっていた。
スタンプラリーのスタンプを集めたんだけど応募しないのでは意味がない、ということで
応募のために再度富良野へきたのでした。ついでに富良野駅前を散策する。

駅前でのんびりしていると地元の人に話しかけられた。
北海道が2回目であること、名古屋からきていること等を話した。
単車に乗っていると何処でも気軽に話し掛けてくれるので得をした気分になる。

応募した旅行が当たることを祈りつつ11:00に日高へ向けて出発!
途中でゆでとうきび(とうもろこし)を食べる。甘〜い!
とれたてのとうきびがこんなにうまいなんて感激!!


R38−R237−R235と晴天の中快調に走り13:00に日高ケンタッキーファーム到着。
到着後に遅いめの昼食をとる。料理によって店がいくつかあるようで、和食なんかもある。
ここではじゃがいも料理を中心に取り扱っている店を選択しました。ここは地元料理でしょう!
食後は中を散策。ここは敷地面積が広い!規模の小さいテーマパーク?といった方がいいだろうか?
馬を身近に感じることができる。隣にケンタッキーファームのものではないけど
広ーーーーーーい競走馬用のトラックが隣接していたり、乗馬や引き馬ができる等
敷地には芝生が整然と植えられ、手入れも十分に行き届いていました。
空の青が芝生の緑より引き立てています。時間があればここで永遠に昼寝したい位です。
北海道ならではの土地を贅沢に使っていることが良い方向に向いてますね。
近くではキャンプ場もありバーベキューを楽しんでいる家族が大勢いて楽しそうでした。
そういえば来る途中に牧場のサイロと何十頭という数の馬を見かけました。
(あ)は恐る恐る馬に触れていました。そんなに恐いかな〜〜?
そして二人とも引き馬を初体験!


鉄の馬とは違い生きている馬は暖かく穏やかに自分達を運んでくれました。
引き馬は5頭、そして馬屋にも数頭馬がいましたがとの馬も毛並みが非常によくしつけも十分でした。
かわいがってもらっているんですね。

キャンプ場の関係で予定していた2時間はあっという間に過ぎてしまいもう少し滞在気持ちをグッと耐え
後ろ髪を引かれる思いでケンタッキーファームを後にしました。
今日の目的地は登別温泉周辺がいいんだけどキャンプ場につけるかな〜
R237−道道59−道道287−道道482−R36をかっとび苫小牧市へ
去年はここからスタートだったんだよね〜なんて考えながら夕食用の蟹を買うために道沿いの店に立ち寄る。
やっぱり蟹は高い・・・値段的に躊躇してしまう・・・・。
店の親父と話しをしてみると息子が春日井市にいるということから話しがはずんだ。
チャンス!(あ)に値引き交渉を促す。本来3匹セットの毛蟹を2匹でもOKしかも少々値引き可能となった。
行ってみるもんだね〜。親父はキャンプで蟹を食べることを知って食べやすい大きさに切ってくれた。


蟹を買って意気揚々となっていたがR36は渋滞、時間は18:00日没まであとわずか・・・・・。
場所が空いているか心配だったがとりあえずだめもとで登別温泉近くのクッタラ湖キャンプ場所へ行くことにした

登別温泉から細く曲がりくねった道道350を走って行くと倶多楽湖がありキャンプ場はその脇にあった。
小さなキャンプ場に大勢のキャンパーがきており物凄い混雑で単車も満足に止めることができない程だった。
テントの中には傾斜のある所に張っていたり、湖のすぐ脇に張っていたりと想像を絶する状態だ・・・。
運良く空いている区画を発見!早速場所をキープ!荷物を降ろしている間にも次々と車や単車がやってくる。
そんな中オフ車の二人組が場所を探していた。自分の横を詰めて空いた所でよければと思い彼らにその旨を伝えた。
決して良い場所ではなかったけども彼らは喜んでくれた。自分もうれしくなった。

二人は夫婦で名前は工藤さん、テント設営後一緒に温泉に行くことになった。
やはり温泉でのんびりしようと思うと話し相手が欲しいものです。今日の温泉は楽しくなりそう!
温泉まではそれぞれタンデムで2台で行くことになった。自分達は当然のごとく自分が運転、でも単車はTRXを使用。
外は真っ暗!単車のライトのみが頼りの中、工藤さんは快調に走って行く慣れない単車の自分はついて行くのがやっと。
しばらく走ると湯煙らしき湯気が回りに見え始め地獄谷の横を通過時には硫黄くさいにおいがした。
ここが温泉の名所と言われる証を実感できました。明日写真におさめよう!

登別の街は想像以上ににぎやかで活気がありました。自分達は近くの旅館の温泉にはいることにしました。
温泉につかっている間工藤さんとツーリングのことについて話し、あっという間に時間が経ってしまい
急いででると女性の二人の方が先に出ていたようで既に待っていました。
向こうも色々と話したようでだいぶ打ち解けているようでした。よかったよかった。
工藤さん達は食事の材料を買うため帰りは別々に戻りました。
キャンプ場に戻ると自分達のテント周辺がやけに賑やかだ・・・・
よく見ると自分達の横のテントは外人でラジカセからはズンチャカズンチャカと大きな音楽が流れていました。
このテントサイトは空いていたのではなく避けられていただけだったんだ・・・・
テント張る時には外人さんはいなかったもんな〜〜工藤さん達に悪いことしたな〜。

食事の準備に入った時には時間は20:00過ぎ、でも今日は蟹だもんね〜楽しみ!
しばらくして工藤さんが戻ってくる、隣りのテントの説明したらあまり気にしていない様子だった。
いよいよ食事待望の蟹を口にする・・・うまい!(あ)と二人でうまさに感動!
蟹はあっというまに食べ尽くしてしまいました。やっぱり新鮮で安いものが食べれるな〜と改めて実感!
食事が終わると(あ)は疲れてダウン。自分は工藤さん夫妻と温泉の続き?かな〜3人で遅くまで話してました。
現住所やメールアドレスを交換してそれぞれ眠りにつきました。
本日の就寝23:00。
本日の走行距離436Km


8月15日 雨→晴→くもり

7:00起床、しかし雨・・・。工藤さんは既に撤収に入っている。
雨が止みそうにないのでしかたなく朝食がてらこちらも撤収にはいる。雨の撤収なんて久しぶり。
7:30工藤さん出発、気をつけてね(^_^)/~~~
8:30出発、雨のおかげで写真をとらずに登別温泉通過・・・無念。
道央道を使って洞爺湖を目指す。登別東ICから入りしばらく走るとどんどん雨が止んでくる。
そして室蘭付近では完全に止んでしまった。まるで登別周辺だけ雨が降っているようだ。
途中の有珠山SAで雨具を一部外し9:30洞爺湖着。
天気はくもりだが時間がないためこの際文句はいってられない、記念写真をとる。
家族連れできていた人が(あ)とふたりで写してくれた。ありがとう!


R230を北上、しかし天気は回復せず今にも雨が降りそうな雲が続く。
予定ではニセコパノラマラインを走破することにしているがこの雲ではかないそうにない。
途中の給油でもらったホクレンの緑の旗からも道央/道南地方に戻ってきていることを感じる。
留寿都村で3月に会社のスキーツアーで楽しんだゲレンデ横に差し掛かる。ここでいったん休憩。
冬の雪がうそみたいだ、天気と標高のせいだろうか?少し肌寒い。こんな天気でも遊園地は動いていて
ジェットコースターで楽しんでいる人もいる・・・・北海道の人は寒冷地仕様なんだろうか?

R230−R276−道道478を使って倶知安町へ入っても雲はとぎれず
前方のニセコ方面は完全に雲をかぶっていた。
ニセコパノラマラインは諦め、うに丼目指して積丹半島へ進路をとる。
R5を小樽方面に進む、時間は11:00さすがに交通量も多く思うように走れない。
車の後ろをのんびり走り、共和町からはR276−道道269経由でR229に入る。
ここからは一本道なので気楽だ。と思っていたら遅い車を先頭に大名行列状態!
これでは時間がいくらあっても足りない、白線のセンターラインのおかげで次々と車を抜いて行く。
抜いても抜いても出てくるペースカー+ブラインドカーブの道が続き途中からしかたなく大名行列に一員になる。
退屈なので対向車のナンバーを見てみるとレンタカーが多く「わ」行がつくものばかりだった。
北海道ナンバーの車両が不足らしく中には品川や練馬等、関東からの応援車両もだいぶ走っていた。
それにしても時速40〜60Kmではなかなか目的地に着かない・・・途中の案内図の距離も全然減らない
ミラーから(あ)を見るとかなり疲労の様子もう少しだがんばろう!天気も晴れてきた。

目的のうに丼の店についたときは13:00をまわっていた。フウー!!やっと到着。
店は(櫻井)に教えてもらわなければ見逃してしまうほどの小さな店舗だった。


10人も入れない店だが運良く?(時間が遅いだけかも・・・)入ることができた
早速うに丼を2つ注文、そして数分後待ちに待ったうに丼が目の前に現れる。
記念撮影をした後に一口入れる。うま〜〜い!!!!うにがこんなにあまいなんて・・・
二人で感激しながら無事食べ終える。ふう〜おいしかった。
食後の散歩がてら単車で5分程近くの神威岬へ向かった。

岬には観光バスをはじめ結構な量の車両が駐車できるようになっていた。
自分達も駐車場に単車を止めて岬を目指す。見渡すと丘を上がる歩道があるのでさっそく向かってみる。
簡単に登れると思っていたら半分もいかないうちにバテテきた。下から見ると実際に上るとではえらい違いだ。
やっとの思いで頂上につくと汗だくになっていた。食後の運動にしては少しハードだった。
丘の上は岬一連を見渡せる景色のよいところだった。とりあえず岬をバックに記念撮影。
さて何はともあれベンチで休憩!屋根付きなので日陰に入ると涼しくて気持ちがいい。
このまま昼寝をしたいくらいだ。
汗も引いたところで単車に戻ってツーリング再開。時間は15:00

R229で余市町を経由し、昨年お世話になったレストハウスおしょろ(小樽市)を目指した。
積丹町へ向かう時とは違い車も空いている、また同じ海岸線でも見通しがよいので快調に走る。
数年前に崩落事故でバスの乗客が犠牲になった辺りは現在も工事をしていた。
とてもここで悲惨な事故があったとは思えない。NHKや民放で何度も報道していたよね〜。
余市町からは再びR5に合流し海岸添いを走るとまもなく左手に昨年きた温泉が見えてきた。
ここまで来ればおしょろはもう目と鼻の先だ。
5分も走るとおしょろに現着!店に入るとマスターは夕食の準備の最中らしく女将さんが出てきてくれた。
「昨年(櫻井)と共にお世話になったものです」「そうかねまあ上がっていきなさい」というわけで一休み。
軽く挨拶でもして岩内のフェリー埠頭へ向かおうと予定していたのだが・・・・まあいいか。
飲み物やシャーベットを頂きのんびりしていると、その後に来た宿泊予定者と盛り上がり
夕食をここで食べることとなった。
全員が宿泊者と思っていたら自分達と同じく岩内発のフェリーに乗る人もいた。
誰かににているな〜と思っていたらサッカーのKAZUに似ている。以後彼は皆に「カズ」と呼ばれた。
九州からきているカズはキャンセル待ちで乗るそうだ。今日も朝早く港にでかけて
整理券をGETしてきていた。番号を見ると13番、問題なく乗れそうだね。
昨年もそうだが北海道の旅の終わりはいつもここで幕を閉じる。いい旅の終わり方だ。
食事は昨年と同様ボリューム満点でおいしかった。このままここに宿泊できないのが残念・・・・

食後もしばらくだんらんを続けていたが時間がきたのでいよいよ港へ向かうことにする。
カズはもう少し後で出発するらしい。フェリーでの再開を約束し出発の身支度を整える。カズはもう少し後で出発するらしい。
出発前におしょろのマスターと記念撮影。ありがとうございました!


R5を岩内方面へ向けて出発、時間は20:00
岩内までは約30Km時間は余裕だ。暗い道をのんびり走る。
しかし途中の稲穂峠を過ぎたあたりから岩内に向かうにつれて風がだんだん強くなる。
途中の共和町からは午前中に通ったばかりの国富交差点からR276に入った。
やっぱり風が強い、強風で岩内から室蘭に港が変更することが頻繁にあるというがわかるような気がするな〜。
フェリーターミナルで手続きを済ませて単車の待機場にゆくと誰もいない、自分が一番だった。
並んで15分位だろうかフェリーに一番乗りで乗船。
乗船後は素早く行動し自分の席を確認後は風呂へ直行!こちらは3番目でした。
風呂から出てきて落ちつたのは22:00、カズは無事に乗船できただろうか?ちょっと心配。
(あ)も風呂から出てきてテレビを見ながらキャンセル待ち乗船者を見てみると・・・いたいたカズだ!
身長があるのですぐにわかった。彼らとの会話中に船が就航、今回も色々楽しかった。次に北海道へくるのはいつだろう?
疲れているせいだろうか?会話中に眠くなり寝台ベットで就寝0:00

眠りに入ってしばらくするとなぜか深夜に艦内放送がかかる「お客様の中にお医者様か看護婦の方がみえましたらフロントまでお願い致します」
数分後も同じ放送がかかり、その後いままで経験したことのない遠心力が寝ている自分にかかる。いったい何がおきてるのだろう?
そして再び艦内放送「本船にて急病人が発生しましたので岩内港に引き返します、再出港時間は追ってお知らせします」
こんな時に急病なるなんてかわいそうな人だ、さっきの遠心力は180度の方向変換のものだったんだ・・・・と思いながら眠りにつく。
誰か何かいっているな〜と思ったら艦内放送だった。「本船は2時間30分遅れで出港しました直江津着は追ってお知らせします」
なに〜!そんなに遅れたら直江津着は19:30分だぞ〜!うーーーん困った困った・・・zzzいつのまにか再び眠りにつく。


8月16日 ?→大雨

寝たのが遅かったせいだろう起床時間は9:00、朝食をとった後に船を散策するが船が狭いせいだろうか?時間をつぶすところがない。
やはり安い分このあたりの設備に差がでるのだろう、次は新日本海フェリーにしよう!と心に誓う。
ふらふらしているとカズと再会、彼らと単車の話で盛り上がりいい気分転換になった。その後再び寝る、時間をつぶすにはやはりこれが一番!

船が前後左右あらゆる方向へものすごく揺れていたため目がさめた。荷物が落ちるのでは?単車は大丈夫なのか?と心配になる揺れだ。
そして艦内放送(今回は放送が多いな〜)「現在本船は秋田県沖を航行中です、天候により海が荒れており船が大変揺れております、
荷物等の落下で怪我をしないようにご注意下さい。特にお子様連れのお客様はご注意ください」時間は13:00だった。
確かにこれでは怪我人もでるかもしれないね。再び寝るにはちょっときつい揺れで、しばらく耐えるしかなかったが
疲れているせいでうとうとと軽い眠りにはつくことができた、やがて深い眠りに入っていた。

次に目がさめたときには既に揺れは収まっていた。時間は15:00、遅めの昼食をとる。
食後の運動がてら外の甲板で外の景色を見に行く、外は一面くもりで今にも雨が降りそうな雲だった。
と思っていたら案の定雨が降ってきた。あわてて船内の戻る。やることがないので30分程で再び寝ることにする。
「本船の直江津港入港時刻は予定よりも40分遅れの18:40入港予定です・・・・」寝てばかりの船旅もようやく終わりがきたようだ。
単車はフェリーの甲板の最下層になるので直江津着後30分してから出ることになる。雨の可能性が濃厚だったため雨具を装着して外にでる。
ゲゲゲッ!外は大雨・・・・・すぐにブーツカバーをして完全武装。雨の降は強く、3台先の車が確認できないくらいだった。
夜であることと雨が強いので安全確保のため車よりも徐行をする。その横を車は優々と抜いて行く。

R18を長野方面に向けて走りやっとのことで高速道路入口にきたが、雨は衰えず高速では危険なのでそのまま国道を南下
ようやく長野についたのは21:30。夕食と休憩をかねてファミレスで食事。
店に入る前は(あ)の顔が「もうだめ〜」と無言で語っていたが、食後は少し楽になったようだ。
22:30に出発、須坂長野東ICより高速に入る。途中の姨捨SAからの長野の夜景がきれいだった。ここはおすすめ!
途中で雨も上がってきたのでみどり湖PAで雨具を脱ぎ、恵那SAで休憩し名古屋到着は午前2時。
フー疲れた・・・・・
今回は約3200Kmの旅でした。風呂に入って寝たのは3:00、2人とも爆睡になったのはいうまでもない。


8月17日 快晴

昼近くに起床、テントや雨具を天日に干す。気温は既に36℃!名古屋は暑いな〜!



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